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2016年4月8日金曜日

STAP騒動の真相: 【STAP論文】若山教授、共同執筆者に無断で撤回が発覚…小保方氏捏造説へ誘導

 【STAP論文】若山教授、共同執筆者に無断で撤回が発覚…小保方氏捏造説へ誘導

2016.04.08 Business Journal 
大宅健一郎「STAP騒動の真相」
【STAP論文】若山教授、共同執筆者に無断で撤回が発覚…小保方氏捏造説へ誘導
(出典: Business Journal  文=大宅健一郎/ジャーナリスト )

一連のSTAP細胞論文問題をめぐり2014年12月に理化学研究所を退職した小保方晴子氏が3月31日、自身の公式サイトとなる『STAP HOPE PAGE』を開設した。

STAP細胞の詳細なプロトコル(作成手順)や、1月に出版された小保方氏の手記『あの日』(講談社)にも書かれている検証実験の結果が英文で記載されている。

 特に検証実験に該当するページ(「Protocol for STAP cells」)の最後にあるTypical Resultでは、STAP細胞の存在証明となる「緑色に光る細胞(Oct4-GFP)」の写真が掲載されている。

この写真は、小保方氏が理化学研究所の検証実験中に写真に収めたもので、死細胞による自家蛍光とは明らかに異なるものだ。

これまで理研の検証実験ではSTAP現象の証拠が得られなかったとされていたが、それを覆す決定的な証拠が初めて明るみになったことになる。

(以下、省略)

続きは、こちら。


2016年4月3日日曜日

STAP騒動の真相: 小保方 晴子氏、ウェブサイト開設 STAP細胞の作製手順公開

    小保方 晴子氏、ウェブサイト開設 STAP細胞の作製手順公開

小保方 晴子氏、ウェブサイト開設 STAP細胞の作製手順公開
04/01 01:47

理化学研究所の元研究員、小保方 晴子氏が31日、あるウェブサイトを立ち上げた。

その名も、「STAP HOPE PAGE
訳すなら、「STAP希望のページ」だろうか。
全文が、英語で書かれている。

小保方氏は、「わたしの目的は、今後、STAP細胞作製の実証ができるよう、科学界に情報を提供することです」とコメントしている。

この中で、小保方氏が公開したのが、STAP細胞の作製手順。

STAP細胞は、小保方氏自身が参加した理研の検証実験でも、再現ができなかったものだが、今回、溶液の種類や量、その温度などについて、具体的な数値が示されている。

このウェブサイトについて、東京都医学総合研究所・原 孝彦幹細胞プロジェクトリーダーは、「新しいところは、特殊な試薬を加えると、STAP細胞の出てくる効率が上がるということが、1つ書かれておりまして、小保方さんが、記者会見の中でもおっしゃっていた、コツに当たるものなのかなっていうふうに、ちょっと感じました」と語った。

2014年4月、小保方氏は、「わたし自身は、たくさんのコツや、ある種のレシピのようなものが存在しているんですけれども」と語っていた。

新たに公開されたとみられる、STAP細胞作製のコツ。

一方で、原 孝彦氏は、「ただ、それも、実際にそれを使ったことによって、どのぐらい効率が上がるのかっていうことの、実際のデータっていうのは、そこに書かれておりませんので」と語った。

小保方氏は、ウェブサイト上で、理研による検証実験についても紹介。

代理人弁護士によると、小保方氏は、「自分が関わった分は、数は少なくても、現象は見られている。
それが報道・発表されないことについて、理解してほしい」と話していたという。

原 孝彦氏は、「当時の結論としては、これは、STAP細胞という現象ではなくて、ES細胞という種類の細胞が、むしろ、そこに入っていたという結論が出ていたわけですけども、その結果を覆すような内容には、なっていませんでした」と語った。

今後も、ウェブサイトの情報を更新していくとしている小保方氏。

小保方氏は、「わたしの切実な願いは、誰かが、この生命の謎について、次の扉を開くことです。

STAP現象が、将来、人類に偉大な貢献をもたらすことを信じています」とコメントしている。

理研は、小保方氏のウェブサイトについて、「コメントする立場にはない」としている。 (関西テレビ)
(出典:FNN )


小保方晴子氏が公開したHP、サイバー攻撃受け一時ダウン…攻撃元特定へ
2016.04.02

 一連のSTAP細胞論文問題をめぐり2014年12月に理化学研究所を退職した小保方晴子氏が3月31日に公開したHP「STAP HOPE PAGE」がサーバダウンし、一時閲覧できない状態になっていた。現在は復旧している。

 その原因について、小保方氏の代理人である三木秀夫弁護士は「何者かによってサイバー攻撃された」ことを明らかにした。

 同HPは公開されてから一日で、有名大学や研究機関等も含め67カ国からアクセスがあったというが、そのアクセス集中に加えてサイバー攻撃を受けていたことが、関係者らの調査により、わかった。

その方法は「DoS攻撃(Denial of Service attack:サービス妨害攻撃)」と特定された。

これは、サーバにおいてネットワークリソースがサービスを提供できない状態にするもので、偽計業務妨害や不正アクセス禁止法に触れる犯罪行為に当たる。

三木弁護士は現在、攻撃元を特定する作業に入っており、特定後も攻撃が続くようならば刑事告訴も検討するとしている。

 自身のHPがサイバー攻撃を受けたことについて、小保方氏は「それほど私の研究を阻止したいのか」と不思議がっているという。

 研究者の実験結果を公表したHPにサイバー攻撃を仕掛けるという行為は「研究弾圧」であり、表現の自由を侵害する「言論弾圧」にも当たる。

攻撃元が特定されれば、その人物にはしかるべき処分が待ち受けていることだろう。
(文=上田眞実/ジャーナリスト)

(出典:Business Journal 文=上田眞実/ジャーナリスト


2016年4月2日土曜日

STAP騒動の真相: 小保方氏がHP開設、STAP細胞の作製手順を公開 /そして閲覧できない状態に/アクセス集中でサーバーがダウン

 小保方氏がHP開設、STAP細胞の作製手順を公開


小保方氏がHP開設、STAP細胞の作製手順を公開
(出典:TBS Newsi
2016年04月01日 11:43 

 理化学研究所の元研究員・小保方晴子氏が、STAP細胞の作製手順などを記したホームページを公開しました。

 理化学研究所の元研究員・小保方晴子氏が、31日正午に公開したのは「STAP HOPE PAGE」というホームページです。

 全てが英語で表記されたホームページの冒頭には、STAP論文に対する謝罪などが述べられています。また、自身が行ったとするSTAP細胞の作製過程で使った薬品やその濃度などを示し、理研による検証実験の内容も公開されています。ホームページ開設の目的について、小保方氏は「未来の科学者が『STAP現象』の研究を始める手助けにしたい」などとコメントしています。

 一方、理研はホームページが本人のものかどうか確認していないとしたうえで「論文などですでに公開された内容ならば問題ない」としています。(01日11:43)


小保方晴子氏のホームページ、閲覧できない状態に
(出典:TBS Newsi
2016年04月01日18:08

 小保方晴子氏が、31日、STAP細胞の作製手順を記したホームページを公開しました。ところが、1日になって閲覧できない状態になっています。

 理化学研究所の元研究員・小保方晴子氏が31日に公開した「STAP HOPE PAGE」と題するホームページ。自身が行ったとするSTAP細胞の作製方法を英語で説明していて、理研による検証実験の内容も公開されています。

 小保方氏は、ホームページ開設の目的を、こう述べています。
 「私はこれ以上STAP細胞の研究を続けることができません。誰かが次のドアを開いてくれることが私の願いです」(小保方晴子氏)

 ところが1日、ホームページが突如閲覧できない状態に。何があったのでしょうか。
 「世界中67か国から、昨日、(アクセスが)殺到しまして、今止まっている状態。特定の所と思われる所から、ものすごい数のアクセスがあって、他の人が見られないようにしている。(小保方氏は)『それほど私の研究内容を阻止したいのか』と不思議がっていた」(小保方氏の代理人 三木秀夫弁護士)

 一方、理化学研究所は、ホームページが本人のものかどうか確認していないとした上で、「論文などで既に公開された内容ならば問題ない」としています。(01日18:08)


小保方さんがSTAP細胞の作成手順を公開するHP開設…アクセス集中でサーバーがダウン
(出典:ハザードラボ
2016年04月01日 11時06分

 STAP細胞をめぐる論文不正問題について、今年1月には手記『あの日』を出版した理化学研究所の元研究員、小保方晴子さんがきょう1日、STAP細胞の詳細な作成手順を公開するホームページを開設した。ホームページは現在、アクセスが集中し、つながりにくい状態が続いている。


2016年04月01日
小保方晴子氏のHP、何者かがサイバー攻撃、閲覧不能状態に。
 
(出典:小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会

 小保方晴子氏が先月31日に公開したHPがサーバダウンしている状態について、小保方氏の代理人である三木秀夫弁護士はその原因は「何者かがサイバー攻撃をしかけた 為である」として、攻撃元を特定、場合によっては刑事告発する事になると話している。

 小保方氏は先月31日にSTAP細胞のプロトコルを「STAP HOPE PAGE」で公開、研究者に情報を提供する事で、「その利益を皆で分かち合いたい」とする主旨の事を話している。

 研究者が公開したプロトコルにサイバー攻撃をかけるというのは、「研究弾圧」であり「言論弾圧」でもある。攻撃元が特定されれば、厳しい処分が待っている事だろう。

 有志が小保方氏のミラーサイトを保存しており、小保方氏の研究報告はそちらで閲覧できる。

  文責 上田眞実 木星通信  mjp@mbr.nifty.com

小保方氏のミラーサイト



小保方晴子氏『あの日』は真実
STAP現象、理研で再現されていたことが発覚…若山教授、不当に実験成果物を大量持ち出し
(出典:Business Journal 文=上田眞実/ジャーナリスト
2016.04.01

 1月に発売された小保方晴子氏(32)の告白本『あの日』(講談社)は、3月に入ってすぐ5刷りされ、販売26万部を超えるベストセラーとなっている。講談社担当者は「読者からは多数の共感と応援を頂いております」といい、これからも売れ行きは伸びるもよう。

 本書をめぐっては賛否両論が渦巻いているが、重要な点は本書の内容が本当なのかどうかという点であろう。そこで本稿では、小保方氏が所属していた理化学研究所が開示した書類等を参照しながら、時系列で検証してみたい。

 続きは、こちら。


小保方さんがSTAP細胞の作成手順を公開するHP開設…アクセス集中でサーバーがダウン

3月31日夜に接続できなかったですが、アクセス集中でサーバーがダウンしていたのですね。
なるほど、と納得しました。世界中からのアクセス集中ですから凄いですね。
現在は、接続できますが、まだ時々、エラーが発生しますね。
 STAP HOPE PAGE

小保方さんがSTAP細胞の作成手順を公開するHP開設…アクセス集中でサーバーがダウン
(出典:ハザードラボ)
2016年04月01日 11時06分

 STAP細胞をめぐる論文不正問題について、今年1月には手記『あの日』を出版した理化学研究所の元研究員、小保方晴子さんがきょう1日、STAP細胞の詳細な作成手順を公開するホームページを開設した。ホームページは現在、アクセスが集中し、つながりにくい状態が続いている。

 小保方さんが開設したホームページのタイトルは「STAP HOPE PAGE」で、意味は直訳すると“STAP細胞 希望の記録”か。

 代理人を務める三木秀夫弁護士によると、ホームページ開設の目的は、「将来的にSTAP現象に興味を持った科学者が研究に取り組めるように可能性を残すこと」にあり、「未来の科学者がSTAP現象の研究を始める手助けにしたい」と望んでいるという。

 ホームページは全部英語で書かれており、アクセスすると最初に科学誌「ネイチャー」に掲載したSTAP細胞の論文に誤りがあったことを認めて謝罪する挨拶文が掲載される。

 そのうえで、小保方さんの「レシピ(コツ)」を含む詳細なプロトコル(作成手順)と、講談社から出版した手記「あの日」に書かれた検証実験の結果を紹介している。プロトコルの最後には、細胞が死ぬ時に放つ光ではなく、緑に光るSTAP細胞の写真が載っている。

 三木弁護士は「昨日の時点で世界67カ国からアクセスが集中してサーバーがダウンしている。それに加えて恣意的なサーバー攻撃が仕掛けられて閲覧妨害があるようで、現在調査を進めている」とコメントしている。



2016年3月31日木曜日

小保方晴子氏がHP「STAP HOPE PAGE」開設 STAP細胞の作製手順など公開

小保方晴子氏がHP「STAP HOPE PAGE」開設 
STAP細胞の作製手順など公開
2016年3月31日19時04分

理化学研究所の元研究員・小保方晴子氏が、STAP細胞の作製手順などを掲載したホームページ(HP)「STAP HOPE PAGE」を開設した。

HP「STAP HOPE PAGE」のトップページには、小保方氏の3月25日付のあいさつ文が掲載されており、HPは全体が英語で書かれている。

メニューバーには、「Past background of STAP(STAPのこれまでの背景)」「Protocol for STAP cells(STAP細胞の実験プロトコル)」「Results of the STAP verification experiment(STAP検証実験の結果)」「Announcement(お知らせ)」の4つのメニューが並んでいる。

トップページのあいさつ文で小保方氏は、「まず初めに、2014年にネイチャー誌に掲載されたSTAP細胞の論文について、深い後悔の念を持つとともに、心からお詫び致します。

STAP細胞の論文については強く責任を感じており、科学者として、私の不注意なミスを恥じています」とコメント。

その上で、「このウェブサイトを始めた私の目標は、STAP細胞の生成を確かに証明してくれるであろう科学コミュニティーに対し情報を提供することです。

そのため、他の科学者がSTAP細胞を現実のものとしてくれることを期待して、STAP細胞を作製する実験プロトコルを公開します」としている。

一方、現在も精神的な治療を行っているとし、STAP細胞に関する情報は随時更新していくとしている。(出典:Christian Today


小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会
2016年03月31日
 小保方晴子氏 HPを開設「STAP HOPE PAGE」で プロトコルを 公開へ。

「STAP HOPE PAGE」のアドレス
https://stap-hope-page.com/

小保方晴子さんへの不正な報道を追及する有志の会




◆追記:2016年03月31日21時25分

現在、何故か「STAP HOPE PAGE」 (スタップ ホープ ページ)のアドレスに接続できなくなっていますね。
なので、検索してみると、次の記事がありました。(この記事が、いたずらかも?)


本物?「STAP」のWebサイトが登場―小保方晴子氏を名乗り

(出典:インターネットコム編集部
2016/03/31 16:45

本人?いたずら?

「STAP HOPE PAGE(STAP希望のページ)」と題するWebサイトが注目を集めている。

小保方晴子氏を名乗り、STAP細胞についての情報を提供するとしている。

小保方氏を名乗る制作者は、「Greetings(拝啓)」としてこのサイトを立ち上げた主旨を説明している。

2014年に科学誌「Nature」に載った論文について強い責任感を覚えているとし、また自らのミスについて恥じているとも述べている。

一方でSTAP細胞については生成可能だとする考えをあらためて示し、そのために科学コミュニティに情報を提供するのが目的だとしている。

STAP細胞についての過去のいきさつや実験方法、これまでの実験結果、最新情報の案内などが載っている。

サイトのデザインは簡素で見やすく、内容は充実している。

3月31日時点では、小保方氏本人によるものか、あるいはほかの誰かがいたずらないし別の目的で立ち上げたのか不明だ。


◆追記:2016年04月02日06時25分

現在、接続できるようになっています。
ホームページ(HP)「STAP HOPE PAGE

インターネットコムの記事がいたずらでした。


小保方晴子氏「STAP細胞の作り方」特設サイトで公開
(出典:ハフィントンポスト  Huffington Post )
投稿日: 2016年03月31日 19時06分 JST

STAP細胞論文の著者だった理化学研究所の元研究員、小保方晴子氏(32)が3月31日、STAP細胞の作製手順などを記したサイトを開設した。神戸新聞などが報じた。

サイトの名称は「STAP HOPE PAGE」で、全文英語で表記。小保方氏は、理研が否定したSTAP現象の存在を主張しており、トップページには以下のように書かれている。

まず最初に、2014年に科学誌ネイチャーに掲載されたSTAP細胞論文について、私は深い反省と心からの謝罪を申し上げたいと思います。私はSTAP細胞論文に強い責任を感じており、科学者としてケアレスミスがあったことを恥じています。

このサイトを開設した目的は、STAP細胞作成を実現するための確実な証拠となるような情報を、科学界に提供することです。 そのため私のSTAP細胞の作成手順を公表します。別の科学者が、それを現実にすることができるという希望を持っているからです。

私は現在も、うつ病の治療中で、精神的および身体的に万全ではありません。そのために、私はSTAP現象に関する情報を、このサイトで順次更新していくつもりです。

私の切なる願いは、STAP細胞のさらなる研究結果が、科学論文の最前線に正当な方法で復活することです。それは私たち全てに利益をもたらすことでしょう。

2016年3月25日
小保方晴子

このサイトでは、STAP細胞発見の発表当時の資料のほか、理研による検証実験について、写真や図表とともに記載している。また、小保方氏自身が行ったとするSTAP細胞の作製手順について、使った薬品やその濃度なども示している。

このサイトについて、理研は「(2014年12月に)公表した調査報告書で示した以上のコメントをすることはない」と神戸新聞にコメントしている。


小保方氏がHP開設 STAP細胞の作製手順公開 
2016/3/31 17:06
(出典:日本経済新聞社)

理化学研究所の元研究員小保方晴子氏が、STAP細胞の作製手順や理研による検証実験の内容を公開するホームページを開設したことが31日、分かった。全文が英語で、「STAP細胞の実現を希望して手順を公開する」と説明している。〔共同〕



小保方晴子氏がHP開設、STAP細胞の作成方法を公開…「人類に大きく貢献」
2016.03.31
(出典:Business Journal  文=上田眞実/ジャーナリスト)

一連のSTAP細胞論文問題をめぐり2014年12月に理化学研究所を退職した小保方晴子氏の代理人である三木秀夫弁護士によると、4月1日に小保方氏がホームページ(HP)を開設することが明らかになった。

 内容は小保方氏のレシピ(日本語でコツを意味)を含むSTAP細胞の詳細なプロトコル(作成手順)と、1月に出版された小保方氏の手記『あの日』(講談社)に書かれた検証実験結果が公開されている。今後、さらにSTAP細胞に関連する情報を公開していく予定だという。

「STAP HOPE PAGE」と名付けられた小保方氏のHPは、謝罪の言葉から始まっている。「STAP細胞問題で世間を騒がせた責任を痛感しており、研究者として深く反省している」とした上で、HPを始める目的は将来的にSTAP現象に興味を持った科学者が研究に取り組めるように可能性を残すことだとして、未来の科学者が「STAP現象」の研究を始める手助けにしたいとしている。

 ただ、小保方氏は現在、体調不良で治療下にあるため、体調を見ながら少しずつ更新を続けていくそうだ。

 HPはすべて英語で書かれ専門的ではあるが、プロトコルの最後の「Typical Result」に掲載された写真は、STAP細胞塊が現れたことを示す「Oct4-GFP」の発現を確かめられるものだ。明らかに細胞が死ぬときに光を放つ「自家蛍光」とは違う「STAP現象」が確認できる。また、『あの日』(236ページ)の15行目に書かれたEカドヘリンの免疫染色も公開することにしたという。

理研の検証実験でも再現

 さらにATP浴という方法で細胞を刺激した実験の遺伝子解析の結果では、『あの日』の220ページの5行目に書かれた通り、ES細胞や受精卵と同等の多能性マーカーが発現している細胞塊が存在した証拠を示しており、「STAP現象」は理研の検証実験で再現されていたことを証明している。

 この結果は14年の12月19日に理研の公式HP上で「STAP現象の検証結果」として公開されており、誰でも見ることができる。しかし検証結果の最後は、「自家蛍光と区別することも困難」と発表されている。

 そのため、小保方氏はHP上で検証結果を報告することによりSTAP現象の存在を明らかにし、誰かもう一人の科学者に再現してほしいと希望(HOPE)を託す事にしたようだ。そして、次のように綴っている。

「STAP細胞研究が進歩し、然るべくして科学出版の最前線に戻る事が心からの願いです。それは皆の利益になるでしょう」

「切なる希望は、誰かが生命の秘密の次の扉を開けてくれることです。STAP現象はその扉の鍵となるかもしれない。STAP現象が将来の人類に大きく貢献するものであると信じています」

 STAP細胞問題はやっと科学的議論、検証の世界に戻った。できれば、科学は科学の世界で検証し、その行く末をそっと見守るのが、我々ができる最良の配慮ではないだろうか。

 小保方氏が「STAP現象」により産出させた細胞の命の光は、どんな研究者が受け継ぎ、研究室で灯し続けていくのだろうか。小保方氏が示す「STAP研究の発展は皆の利益になる」の具体的な
利益とは何か。その答えは100年先、200年先に出るのかもしれない。
(文=上田眞実/ジャーナリスト)


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